価値観とは?価値観の違いで別れたくない人は試す価値あり!違いの乗り越え方

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寄り添うコップ ・人間関係

「何でわかってもらえないの?」

「何となく」が通じない関係。

言葉で説明しても、理解してもらえない。

そういったときに浮かんでくる言葉が「価値観」ですよね。

相手との感覚の何かの違いに気づいたときに「価値観が違う」と感じるのではありませんか?

価値観が違う相手がいるときには、そのことを理由に別れを選ぶ人もいますよね。

しかし、価値観とは、もともとすべての人が違います。

関係が近くなって細かい部分まで関わるようになれば、尚更です。

今回は

価値観が違う相手とうまくいく方法はないのでしょうか?

と考えている方のために「価値観に関するモヤモヤを解消」し「価値観の違いによる別れを回避する具体的な手段」をお伝えしますね。

 

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価値観とは

 

物事に対して自分にとって「大切」「必要」といった価値を感じるかどうかを判断する基準
それはつまり
「欲求」を満たすかどうかの判断基準

のことです。

なぜならば、物事を判断するときには、自分の芯のなる部分の感覚を信じることが大切だからです。

「自分の芯」になる部分とは、まさしく「価値観」でもあり「欲求」でもあるんですよね。

「そうしたい」「そうでありたい」「こうあるべきだ」のように、考え判断するということは、最終的に自分が望んでいるからそう判断しているんですよね。

「そうしたくない」「それは嫌だ」「これではダメなんだ」と考え判断するときも考え方は同じですよね。

すべて最終的な判断は自分の芯(譲れない想い)で「そうであること」を考え判断し選んでいることになるんですね。

 

価値観は変化する

 

価値観は、人生の節目や些細なきっかけによっても変化します。

自分の判断基準が変わるということは、欲求も変わったことになります。

 

「価値観」と「欲求」の違い

 

価値観とは、その人それぞれの「欲求」のことでもあるんですよね。

「欲求」という言葉は内側から湧きおこるものを意味しています。

「価値観」という言葉は、自分で認識している欲求が何なのかを頭で考え人に説明するときに使います。

欲求と価値観の説明

この上の図のように湧きおこる欲求がもとになって頭で考えたことが行動になるんですよね。

他者から見える部分は行動のすべてです。

その行動には、自分が「価値観(欲求)」と自覚していない行動も含まれているんです。

つまり、自分が考える「価値観」と他者から見える自分の「価値観」には、違いが生まれてしまうんです。

このように欲求は自覚できていないこともあるので、表向きの価値観(頭で考え意識している状態)に反映されていない場合もあるんですよね。

価値観の違いについて考えるのならば、余計に価値観としてではなく「欲求」と捉えた方がよりわかりやすいと思いますよ。

そして価値観の違いによって人間関係がうまくいかないときには、自分から見えている相手の行動は、本人の自覚がない「価値観」も含まれていることも覚えておきましょう。

 

価値観の違いとは

 

欲求を満たすかどうかの判断基準が違う

ということになりますが、簡単に言ってしまえば

欲求の優先順位の違い

になります。

価値観(欲求)の優先順位が違う人と一緒にいるとどっちの考えを優先させるべきかの衝突が起こりやすんですね。

衝突までいかなくても、価値観の違う相手と過ごすにはコツが必要になってきます。

この先は、価値観=欲求として捉えて考えてみてくださいね。

 

乗り越え方

 

価値観が違う人同士が無意識のまま、接する機会が多くなると衝突することも多くなります。

基本的には、価値観がまったく同じ人はいません

何かしらの違いがあると思って人と接することを心がけましょう。

そのうえで、確認していくことがあります。

  • 相手の価値観の優先順位は、自分が考えている順位であっているのか
  • 価値観の違いは、本人には自覚があるのかどうか?

この2点についてです。

先ほどの図であったように、自覚がない場合もありますし、こちらには、まだ見えていない相手の行動もたくさんあるはずです。

勘違いしたまま勝手に「価値観の違い」などと判断してしまうことほど、残念なことはありませんよね。

そのうえで、親しくなりたい人がいるのなら「価値観の違いをどうしていくか?」を考えて行動していきます。

 

価値観の違いを乗り越えたいかどうかは、相手との相性が良い悪いではなく、関係性を続けたいかどうかで考えていきます。

 

関係性を細分化し自分たちだけの「オリジナルの関係性」を作る

 

基本の関係性は、大きく分けると

お互いの立場(関係性)
店員と客(取引関係)
近所同士(近隣関係)
上司と部下(上下関係)
同僚と同僚、同級生、趣味仲間(仲間関係)
友達と友達(友達関係)
彼と彼女(恋人関係)
親戚同士(親戚関係)
夫と妻(夫婦関係)
兄と弟(兄弟関係)
親と子(親子関係)

このように、さまざまですよね。

 

関係性を細分化するとは

 

たとえば、夫婦関係を例に見てみると

  • 単身赴任で別々で暮らしている
  • 子どもを作らない
  • 会社を一緒に経営する
  • 休日は別々に過ごす
  • 夕食は必ず同じ時間に一緒に食べる
  • 共働きで生活費は折半、その他の財布は別々
  • 共働きでも収入はひとつにまとめる、こづかい制

こういったことです。

同じ夫婦関係の人たちでも、これだけの価値観の違いがあるんですよね。

あえて、違った角度からの価値観を例に出してみました。

本当にお互いの価値観が一致しているかどうかは、本人たちにしかわかりませんよね。

しかし現在、上記のような価値観を持って、どちらかが不満を抱えているかもしれませんが関係性を続けていらっしゃる方はいるわけです。

価値観を妥協し合ってでも合意できた関係であれば、そこにはまた、その関係だけに通用する新しいルールが生まれます。

なぜ、価値観の違う人同士の関係性が続けられるのかと言うと

自分と相手だけのルールをもとにオリジナルの関係性を作ることに成功したからなんですね。

 

オリジナルの関係性の作り方は

 

「こんな○○が居たっていいよね」
と思える関係性の基準を自分たちで作ってしまうことです。

たとえば

「こんな夫婦が居たっていいよね」
「こんな親子が居たっていいよね」
「こんな友達関係があってもいいよね」
「こんな会社があってもいいよね」

といった感じです。

 

自分たちだけの基準を作るためには

 

  1. 基本の関係性で思い浮かぶ生活を思い描いてみて、これだけは譲りたくない欲求を自覚する
  2. お互いのこれだけは譲りたくない欲求を確認し合い、自分に負担にならないように工夫して受け入れる
  3. 関係性の細分化のもとになるもの=共通の意味(その関係であるための目的)を決め確認し合う

この順で話し合いを進めていきます。

話し合いは、かしこまった感じでなくても日常の会話のなかで、ちょこちょこと小出しして伝えていくのでもOKです。

少しずつ、お互いにしみ込ませていく感じですね。

 

相手の欲求を知るための手段

 

  • 直接、聞く
  • 相手の行動をよく見る
  • 普段「気にしていること」「よく口にする言葉」に注目する

この3つを試してみましょう。

言葉で聞いても本音をなかなか言わない人もいるので、上記の方法で確認するほうが間違えは少ないです。

 

自分と相手が最も重視したい欲求だけにこだわり他は気にしない

 

欲求は、考え出したらきりがなくなります。

その線引きをどこまでにするのかが、重要なカギになります。

相手と自分に共通する部分が少ない場合には、自分と相手が一緒にいる以上、満たされない欲求があっても仕方がないんですね。

相手との関係性を続けていきたいという最大の欲求があるのなら、極端に言えば他の部分はすべて妥協、または我慢することも必要なんです。

 

相手の重視したい価値観のNo.1を見極める

 

価値観をわかりやすく言えば、相手の欲求としましょう。

先ほどの「相手の欲求を知るための手段」

  • 直接、聞く
  • 相手の行動をよく見る
  • 普段「気にしていること」「よく口にする言葉」に注目する

などで得た情報からわかった相手の欲求の中で、一番、多い回数だったものは何ですか?

それが相手の価値観のNo.1のことなんです。

相手の意識の中に常にあるものなんですよね。

ここで間違えやすいのは

  1. 自分で気づいていない(声に出して言いたくない)欲求は、本人も認めたがらない場合がある
  2. 誰にも言いたくない心に秘めていて表面上に見えていない場合がある

ことです。

だからこそ、判断を間違わないためには「相手の欲求を知るための手段」の3つは、3か月~半年以上かけて、しっかりとすべて確かめるようにしましょう。

 

お互いの価値観の違いを微調整していく

 

オリジナルの関係性を作るためには、ある程度、長期的に考えていく必要があります。

長期的にすることで、環境や置かれた状況をイメージしやすくなり、どのようなときに

「価値観が変化していくのか?」

も自分の中でイメージがつかめるからです。

 

では、ここから長期的に見たときの価値観の違いの変化について見ていきましょう。

たとえば「現在、交際して半年の恋人関係の2人」を例にしてみます。

2人は交際して半年で、その期間では

「自分が相手との関係に求めるもの」
「相手が自分との関係で求めているもの」

を自分は自覚し、相手のついては「相手の欲求を知るための手段」によって確認しました。

その結果が

現在の優先順位 現在の自分の価値観(欲求) 現在の相手の価値観(欲求)
No.1 結婚したい(誰かといっしょにいたい) 結婚したい(誰かといっしょにいたい)
No.2 いつでも一緒にいたい ひとりの時間も楽しみたい
No.3 たまには外食して美味しい食事がしたい 最低限の食事ができれば十分
No.4 子供ができたら仕事をやめて自分で育てたい 子供ができても仕事を続けて欲しい
No.5 子育てを協力し合える信頼できる仲間のような存在であって欲しい いつまでも恋人のような関係でいたい
No.6 主婦として家計は任せて欲しい 自分で稼いだお金なんだから収支は把握しておきたい
No.7 読書の時間が欲しい スポーツする時間が欲しい
No.8 友達とたまには会いたい 友達付き合いは今まで通り変わりたくない

このようになったとします。

この時点で、もしかしたらお互いの心境が変わってしまうことも考えられます。

価値観は何かのきっかけで変わっていくからです。

今、現在であれば、お互いのNo.1の価値観が一致しているおかげで、2人は結婚の意思を固めることもできます。

問題は、その後です。

実際に結婚をし、立場と関係性が変わると、今まで共通していたNo.1の価値観がなくなってしまうからです。

すると、どうでしょう?

その他の価値観の上位No.8までには、2人に共通することがひとつもないんですね。

さぁ、困ったことになりました。

せっかく意気投合し、相手のことも理解したのに、別れてしまった方がよいのでしょうか?

いえいえ、ここからが夫婦関係を築いていく始まりなんです。

どうしていけばよいかと言えば、お互い価値観(欲求)を微調整しながらすり合わせていくんですね。

 

自分の価値観を変える

 

自分の価値観を変えることでお互い価値観(欲求)を微調整していく方法です。

自分の価値観は、いきなり変えてしまうと行動はできたとしても、心がついていかなくなり、不満を抱えてしまうようになるんですね。

そうならないためには、段階を踏んで自分が納得できる形に持っていきます。

 

相手との関係性で大切にしたいことを書き出してみて現時点での価値観No.1を共通するように意識する

 

次に「今まで恋人だった2人が結ばれて、夫婦関係になった現在」の価値観を見てみましょう。

この価値観の順位は、ほとんどの場合、節目ごとに変化していきます。

ある夫婦の3つの節目と価値観の変化に注目してみてくださいね。

結婚後すぐのとき

 

現在の優先順位 現在の自分の価値観(欲求) 現在の相手の価値観(欲求)
No.1 たまには外食して美味しい食事がしたい いつまでも恋人のような関係でいたい
No.2 いつでも一緒にいたい ひとりの時間も楽しみたい
No.3 主婦として家計は任せて欲しい 友達付き合いは今まで通り変わりたくない
No.4 子供ができたら仕事をやめて自分で育てたい スポーツする時間が欲しい
No.5 子育てを協力し合える信頼できる仲間のような存在であって欲しい 自分で稼いだお金なんだから収支は把握しておきたい
No.6 読書の時間が欲しい 子供ができても仕事を続けて欲しい
No.7 友達とたまには会いたい 最低限の食事ができれば十分
No.8 親戚づきあいはつかず離れずの関係でいたい 親戚づきあいは定期的にできるだけ仲良くしたい

 

子供が生まれてから

 

現在の優先順位 現在の自分の価値観(欲求) 現在の相手の価値観(欲求)
No.1 子供を育てたい、かわいがりたい 子供を喜ばせたい
No.2 子育てを協力し合える信頼できる仲間のような存在であって欲しい 親戚づきあいは定期的にできるだけ仲良くしたい
No.3 主婦として家計は任せて欲しい いつまでも恋人のような関係でいたい
No.4 親戚づきあいはつかず離れずの関係でいたい ひとりの時間も楽しみたい
No.5 いつでも一緒にいたい 友達付き合いは今まで通り変わりたくない
No.6 たまには外食して美味しい食事がしたい スポーツする時間が欲しい
No.7 読書の時間が欲しい 自分で稼いだお金なんだから収支は把握しておきたい
No.8 友達とたまには会いたい 子供ができても仕事を続けて欲しい
No.9 いつか仕事に復帰したい 最低限の食事ができれば十分

 

子供が自立し始めるころ

 

現在の優先順位 現在の自分の価値観(欲求) 現在の相手の価値観(欲求)
No.1 子供を育てたい、かわいがりたい ひとりの時間も楽しみたい
No.2 仕事に復帰したい 子供を喜ばせたい
No.3 子育てを協力し合える信頼できる仲間のような存在であって欲しい スポーツする時間が欲しい
No.4 主婦として家計は任せて欲しい 自分で稼いだお金なんだから収支は把握しておきたい
No.5 読書の時間が欲しい 子供ができても仕事を続けて欲しい
No.6 友達とたまには会いたい いつまでも恋人のような関係でいたい
No.7 親戚づきあいはつかず離れずの関係でいたい 友達付き合いは今まで通り変わりたくない
No.8 たまには外食して美味しい食事がしたい 最低限の食事ができれば十分
No.9 いつでも一緒にいたい 親戚づきあいは定期的にできるだけ仲良くしたい

 

このように、関係性には節目があって、その節目ごとにお互いに心境の変化が現れます。

結果的には、自分が意識しなくても価値観が変化する時期があるんですね。

それはお互いにです。

そのときに、価値観の優先順位がNo.1が一致してさえいれば、あとは違っても気にしなければよいだけなのです。

気にしないようにする工夫はこの後にお伝えしますね。

もし、価値観の優先順位がNo.1が一致しなかったならば、上位の方から順に共通するものを探します。

内容がまったく一緒でなくても、お互いの欲求がそれぞれに満たせればよいので、そういった時間が2人でいても可能かどうかがポイントです。

そのときのお互いの欲求を満たせる、なるべく上位の価値観を見つけたならば、それだけは、お互いに何とかサポートし合いながら満たせることを関係性の目的にします。

 

相手の価値観を変える

 

相手の考える価値観を変えるのは、とても難しいことなんです。

本質的は欲求は、その人の気質や生い立ちなども関係してきますので、なかなか変えられないんですね。

しかし、初めから諦める必要はありません。

なぜなら、お互いさまだからです。

相手の本質的な欲求があることを認め、それを満たしつつ、こちらの本質的な欲求があることを認めてもらうことは、関係性を続けていくうえで公平な関係を保つための重要なことです。

 

自分の大切にしている芯の部分だけをきちんと伝える

 

  • これだけは譲れないこと
  • してほしくないこと

をきちんと伝えましょう。

自分が大切にしている芯の部分がどんなものなのか?わからない方は「自分の芯を持つとは?自分の感覚を信頼して自分だけの芯を持つ方法」の記事で見つけてみてくださいね。

 

自分の価値観にあることを相手の興味を引く演出で良さをアピールしてみる

 

相手の人生では、興味がなく見向きもしなかったものだから、価値観として上位に存在しないんですよね。

自分から望むことはしなくても、きっかけがあって体験してみると

「楽しいと感じる」
「喜びを感じる」

といったことも現実に起こります。

具体的な方法は、自分の価値観の中から、相手と一緒にしていきたいことを相手が興味を持つようにうまくアピールしていきます。

たとえば

相手がスポーツが好きならば、それに付き合って一緒に楽しみ、その帰りに自分が行ってみたかったイタリアンレストランで食事して帰る提案をする

といった感じです。

相手の価値観に存在するキーワードを絡めて、事実上、交換条件のような形で提案しています。

あえて、交換条件を強調する必要はありません。

むしろ黙って純粋に、一緒に楽しみたい雰囲気づくりの方が大切ですね。

もちろん演技するとかではなく、心から楽しめばよいだけなんです。

ポイントは、心地よい楽しさを目指しましょう。

 

距離感で調整する

 

人間関係でのキーワードが

人間関係のキーワード 変化
関係性 ある期間は一定。関係性を「変える」「絶つ」ことも可能
価値観 人生の節目やきっかけによって変わる。意図的に変えるのは難しい
距離感 自分や相手によって調整が可能

上記のように3つあります。

この3つの変化の部分を意識すると、何を重視してどうしていけばよいのかのヒントになりますよ。

関係性、価値観、距離感は、それぞれに特徴がありますよね。

関係性、価値観を変化させることは大変さがあるということ。

その点、距離感は違います。

価値観の違いばかりが目立ってしまって衝突してしまうこともありますよね。

そんなときには、関係性はそのままで、少しだけ距離感を離してみましょう

うまくいかなかったことが、スムーズになる距離感ってあるんですよね。

距離感を離す方法は、いくつかあります。

ひとつずつ見ていきましょう。

 

一緒にいる時間を減らす

 

今、一緒にやっていることの時間を減らすようにしてみましょう。

たとえば

食事のときに、相手の注文が多く嫌でしょうがない。
そのことを伝えてもわかってもらえない。

こういったときです。

毎食、一緒に食事をしているのならば、家事や仕事のルーティンを変更して、それを理由に食事の時間をずらします。

相手が不満を表すようならば、もう一度、自分のして欲しくないことを伝えましょう。

あくまでも「冷静に、やんわり」とが効果的です。

あまり強く言ってしまうと、相手は自分が責められているような気になってムキになってしまいますから。

何らかの別の理由を見つけて一緒の時間を少しだけ減らしてみると、自分自身もラクになりますよ。

 

一緒にすることを決める

 

たとえば、毎週、決まって夫婦で一緒に食料の買い物に行っていたとします。

  • 今日は疲れているから行きたくない
  • せっかくの休みなんだから他の予定を入れたい

このようにそれぞれに、不満を持っている場合もあるんです。

当たり前のように続けてきたことも、じつはお互いにとって負担になっていることもあるんですよね。

価値観が違う理由がわからなくても、自分にとっての負担が軽くなればお互いに相手を思いやるゆとりができます

そのためには、それぞれのペースで過ごせる時間を確保するのが一番良いですね。

まったく別々というのではなく、少しずつ減らしたり増やしてみたりと調整してみるのがおすすめです。

「これは、一緒じゃなくてもいいかな」とお互いに思えることなら、ずっと別々だっていいんです。

それでも、関係性は保てます

 

一緒に何を楽しむかを決める

 

やはり、関係性を維持していくうえでは、何か一つでもいいから共通のできることがあるといいですね。

それは、できるだけお互いに楽しめるものの方が良いです。

  • 美味しいものを食べる
  • スポーツをする
  • のんびりする
  • 散歩に行く
  • おしゃべりをする
  • 興味のある話題を話す
  • 仕事を楽しむ
  • 趣味を楽しむ

何でもいいんですよね。

お互いの立場(関係性)
店員と客(取引関係)
近所同士(近隣関係)
上司と部下(上下関係)
同僚と同僚、同級生、趣味仲間(仲間関係)
友達と友達(友達関係)
彼と彼女(恋人関係)
親戚同士(親戚関係)
夫と妻(夫婦関係)
兄と弟(兄弟関係)
親と子(親子関係)

これは、どの関係性にも言えることですね。

 

別々の時間があってもいい干渉しすぎない

 

距離感が近い関係性だと、つい、一緒にいるのが当たり前になってしまいます。

それが、今までと違う別々の時間が増えるようになると、どうしても相手の行動が気になってしまうんですよね。

どんな関係であっても、自分以外の人と時間もあるでしょうし、ひとりの時間も欲しいですよね。

相手との関係性を保ちつつ、誰にも気兼ねなくできる時間が持てると、お互いが諦めていた欲求さえも満たすことができるんです。

そこで干渉してしまえば、関係性に縛られているのと同じです。

お互いの行動を管理し合う関係を望んでいるのなら、価値観が一致しているので問題はありませんね。

少し距離を離して価値観を微調整してみるなら、干渉し合わずに別々に過ごす時間もありですよね。

 

距離感があってもお互いに心地良さを感じる距離感でキープする

 

関係性を変えるのは簡単にはできませんし、変えるとなれば相当な労力が必要になります。

その点、距離感は関係性をそのままで調整できるので非常に手軽で便利です。

人間関係を良好に保つには、心地よさが一番、重要なんですね。

どんな関係性であっても、距離感を調整することで心地よい関係は保つようにしましょう。

そうすることで価値観の違いで衝突することも少なくできますよ。

距離感の具体的な調整の仕方は「人との距離感とは?距離感がわからない人は相手の反応に注目!」に書いてあります。

 

お互いに気分よく過ごせている時間が多くなったら少しだけ一緒にできることを増やしてみる

 

新しい出会いから人間関係の関係性が始まると、一定の期間は共に過ごすことが前提に思われます

しかしその関係性の枠が基本のままでいれば、自分の価値観とは合わずに苦しくなってしまうんですよね。

それは、相手の価値観にも言えることでしたね。

これまで、価値観の違いを調整する方法として距離を少し離してみることをしてきました。

そのおかげで、時間的にも気持ち的にも本来の自分の欲求が満たされる時間が増えたのではないでしょうか。

相手との心地よい関係性が保てているようならば、お互いに望むのであればもう少しだけ一緒にできることを探してみてもよいかも知れません。

無理にする必要はありません。

「そうしてみたいな」と思ったときでいいんです。

もちろん、今のままでも十分です。

価値観の違いをお互いに受け入れられている状態は、とても充実した気分になれるんですよね。
それは、お互いの心の器が広がったことも意味しているんですよね。

 

相手のちょっとした反応に注意して心地よさを感じていないようならば価値観の違いを受け止める

 

人間関係は、お互いの考えや気持ちを知ってコミュニケーションしていくことで信頼関係が結ばれていくんですよね。

コミュニケーションをする中で相手の反応に注意をしていると、価値観の違いも気づくんですよね。

違った環境で生まれ育った人ばかりで価値観が違うのは仕方のないこと。

価値観が違うと一言で理由づけしてしまうことは簡単なことです。

自分が関係性を続けたいと思うかどうか」が一番のポイントですよね。

続けていきたいと思うのならば、価値観の違いなど乗り越えてしまいましょう。

そして、考えることはお互いにとって心地よい時間がどれだけ過ごせるかなんですよね。

 

まとめ

 

今回、恋人や夫婦の関係を見本に「価値観」について考えていきました。

価値観が違うと、お互いに認め合うことが難しいですよね。

だからと言ってそれを理由に別れてしまうのは、もったいないです。

「どんな人でも価値観は違うもの」その前提がわかっていれば、あとは、お互いに心地よくなる時間をどうやって作っていくのかがポイントなんですね。

価値観とは、その人それぞれの「欲求」のことでもあるんですね。

「価値観」は「欲求」と捉えると簡単です。

相手の本当の「価値観」を見極めるのには、相手の言動をよく観察して知る必要があるんですよね。

本人の無意識の価値観も知ったうえで、ゆっくりと時間をかけて「価値観の違い」をうまく調整してみるのがおすすめです。

価値観の違いを調整するには、お互いの距離感を離したり、近づけたりしながらそれぞれの心地よい時間がキープできる距離で保つのがいいんですよね。

また、価値観は「節目ごと」や「何かのきっかけ」によっても変化もしていきます。

その都度、相手の状況を見ながら、距離感をうまく使ってよい関係性を保つことは可能なんですよね。

自分が関係性を続けたいと望むなら、時間をかけて距離感を調整してみる価値はありです

今回の考え方は、恋人や夫婦だけでなくあらゆる関係性で同じように使えます

自分たちだけの「オリジナルな関係性」をゆっくりと作っていきましょう。

 

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