人間関係の悩みは、自分ひとりではなかなか解決しにくいですよね。
友達や趣味といった自分の意思である程度関わる頻度を変えられる人間関係では、まだ、なんとか調整することもできそうです。
しかし、職場や学校、親戚、ご近所、保護者関係といったすぐには離れられそうににない場所での人間関係で悩みがあると「どのように線引きをしていけばよいのか?」さらに悩むこともあるかと思います。
結果、どうにもできずにとても疲れてしまいますよね。
以前の私は今思えば、自分で勝手に何らかの理由をつけて人間関係の悩みに多くの時間を使ってしまっていました。
現在は悩みを回避する手段を見つけ、ほとんど悩むことなく乗り切っています。
今回は
- 人間関係のことでもう悩みたくない!
- すぐに今の状況から抜け出したい!
と思っている方に向けて、今すぐ人間関係がラクになるための具体的な17の手段をお伝えしますね。
- そこにいる一番の目的を常に意識する
- 誰かと関わることはお互いに妥協が必要と心得る
- 自分が好きなことを積極的にしていく
- 大きく派手なことをしようとせずに目の前のことを淡々とこなしていくようにする
- 誰かの批判や意見は「そうなんだね」と相手の言いたい気持ちだけを受け止める
- 関わるのが面倒に感じるときには自然な理由を見つけてその場を離れる
- 相手の嫌な面を知ってしまってもその部分は知らない振りをする
- 気が合う部分だけを見て付き合いをするようにする
- どうしても苦手な人と関わらなくてはならない場合には第三者に間に入ってもらう
- 相手を批判したくなったら嫌われてもいい(その場所にいられなくなる)覚悟で正直に伝える
- 自分と考え方が近い人や好きなことが同じ人と積極的に関わるようにする
- 共通の目的を意識した付き合いを心がける
- どんなに親しい関係でもある程度の距離感を保つ
- 立場や関係性に関係なく関わるすべての人に敬意を持って接する
- 人と比べない!合わない人がいても気にしない
- どうしても状況が変わらずつらい場合はその関係を断つ
- ひとりでいるのは悪くない!ひとりだからこそ感じる充実した時間も貴重だと気づく
- まとめ
そこにいる一番の目的を常に意識する
人間関係で悩んでいるときには関わる人のことではなく、本来の目的を思い出し強く意識するようにしましょう。
人間関係で悩んでいるときには、意識は周囲の人や関わる人に行ってしまっているんですよね。
誰かと関わる場合には、相手とコミュニケーションしようとしてれば相手の行動や言っていることに注目し相手の意図を読み取ろうとしますよね。
お互いに共通することがあることが前提で初めてコミュニケーションが成立します。
誰とでも同じようにコミュニケーションしようとしていることが、人間関係を悩む原因になってしまっています。
自分から進んで関わろうとしていなくても、苦手な人や合わない人から接触してくることもあるかと思います。
そういったときには、必要最低限の関わりで済むような方法でサッと切り上げるようにしましょう。
できることなら、お互いにとって有意義な時間を過ごせる話題にシフトするようにできると、なおいいですよね。
相手の苦手な部分が現れたときにうまくかわす方法
相手の苦手な部分が現れたときにうまくかわす方法として
- 席を外す
- 黙々と仕事に集中する
- やることを見つけて忙しく過ごす
- 他の予定をつくる
などして、人(とくに苦手な人、合わない人)と自然と接触をしないで済むように行動していきます。
共通することとは
- 目的…何かに向けてお互いに「頑張ろうとしている」「達成したいと思っている」
- 興味…同じことを「知りたい」「楽しみたい」「経験したい」と思っている
上記の2つのことです。
相手の苦手な部分を回避するために話題を変える、その場を離れる行動をすれば、中には
- 「自分勝手だ」
- 「付き合いが悪い」
- 「冷たい人」
- 「変わった人」
というようなことを言う人もいるかも知れません。
はっきり言って、そのようなことを言う人の言葉は気にしなくてOKです。
ただ、言いたいだけなんですから。
誰だって、無理をしてまで嫌なことに付き合う時間が増えれば、ストレスが溜まっていきます。
ストレス上手くうまくかわす人に対して、嫌な状況から抜けられずいる人は「あなただけ、ずるい」という感情が生まれてしまっているのでしょう。
こういうことを言われたことで悩んでしまうわけですが、影でコソコソと批判や悪口を言う人は
- 暇つぶし
- 鬱憤が溜まっているのを何かにぶつけたい
のどちらかなんですよね。
こういったことも含めて、上手くかわす方法を実行していきましょう。
- 話題を変え、その場の空気を変える
- 何らかの理由を見つけて、その場を去る
ストレスに感じている時間を少なくするのはお互いにとってのマナー
本来は、相手がいる人づきあいにおいても誰もが最小限のストレスで自分の時間を過ごしたいを思っているのではないでしょうか。
そのことを考えれば、お互いに受け入れたくない時間があっても、相手のことを責めることはしないですよね。
お互いさまなんですから。
相手に何かを共にすることを望むのは、相手が望んでいない限り、相手の時間を奪っていることと同じなんですよね。
しかし実際は、何かを得る(収入、仲間、その他の欲求など)ために、仕方なく自分のストレスを我慢してまでもその状況を受け入れようとするしかないと思って日々を過ごしている人が多いですよね。
それが社会の当たり前(暗黙の了解)になってしまっている場合もあるんですよね。
その中で、今までとはちょっと違った行動や対処をすれば、一時的には風当たりが強くなることもあるでしょう。
しかし、自分にストレスになることがよくわかっていて上手く回避することで、のびのびと楽しそうに日々過ごしている人を目の前にすれば、その選択は間違っていなかったんだと気づく人も出てくるかもしれません。
今までと違う行動をするのは、少し勇気と覚悟がいるものではありますが、一度してしまえば、あらゆることで自分らしく生きるための自信につながります。
自分が本当にしたい目的を思い出す
を常に意識することができれば、今まで気づかなかった同じ空間にいる似たような目的意識を持った人とつながることができるようになります。
その場所に同じ目的意識を持った人がいなかった場合には
とはっきり感じることができるでしょう。
その場所にこだわっている意味はまったくありません。
自分と合わない人とは、自分にはないことを学べるメリットもあります。
しかし、自分が苦手に感じている部分を回避する術を持っていないと、ストレスを感じることが多くなり体調に異変が現れてしまうことも。
苦手に感じる部分は、自分が多くを妥協してまで関わることはありません。
相手のすべてと関わる必要はなく、目的を意識した必要最低限の関わりで十分なんですよね。
自分の意識を変えることで状況は変わっていきます。
場面、場面で、相手の苦手な部分が現れたときに上手にかわす方法を試しながら心と実質的な距離を取りながら関わっていきましょう。
誰かと関わることはお互いに妥協が必要と心得る
人と関わるということは、どちらかが妥協し合っていっしょにいることになりますよね。
もともと人間関係が苦手な人の場合には、ずっと人と関わることを逃げてしまっていることはありませんか?
気が合う人など自分が望んでいっしょにいる人であれば、自然と相手に合わせる行動を意識することもあると思います。
どんな場合でもまったく同じ個性や価値観の人はいないんですよね。
このように違いのある人同士が関わるときには、どちらかが妥協しながらいっしょにいる時間を過ごしています。
誰かといっしょにいる理由は
- 同じ職場
- 同じクラス
- 同じ習い事
- 共通の友達
- 親戚同士
など、自分にとって必要なコミュニティーにいる人だから必然的に関わることになるんですよね。
その中には自分が望んでいない付き合いも発生してしまいます。
それは仕方のないこと。
そのコミュニティーにいることを決めるのは、最終的には自分なんです。
自分がその場にいて目的としていることがあるのならば「長い物には巻かれろ」的な処世術として自分の意思に反した妥協も、ときには必要と考える人もいます。
その方が結果的にスムーズに目的に近づくことにもなるからです。
ただ、あまりにも理不尽な事柄で、本来の自分の望む生き方とは反している場合には、たとえ上記のコミュニティーに所属していても、別の自分の生き方に合った居場所を探すという方法もあるんです。
人間関係は「こうでなきゃならない」と決めてしまうのではなく、関わるうえでの妥協は必要なんだと心得ておきましょう。
だからと言って相手に自分の考え方を求めても上手くはいきません。
変えられるのは、自分の意識と行動だけです。
自分が納得できる方を選んで進んでいくしかないんですよね。
結果として、周囲の態度が変化することは大いにあります。
自分が好きなことを積極的にしていく
職場や学校、その他の日常でも、基本は自分が「できること」「好きなこと」を意識して積極的に動きましょう。
「言われたことだけをやる」受け身の姿勢はやめましょう。
自分ができること、好きなことを見つけて何かしら忙しくするように意識し行動してみてください。
そうすれば、より一層、周囲からの反発や批判は少なくなるからです。
そして周囲の雑音(批判や悪口など)などは気にしないように心がけ、まったく聞こえないかのように振る舞いましょう。
休憩時間さえも忙しくして見せる
誰かと関わるのが面倒ならば、ひとりで黙々とできることを探すのがおすすめです。
休憩時間などでひとりになる時間が作れなくても
- 本を読む
- 楽しいことの計画を立てる
など意識だけを別のことに向けるのもいいですね。
仕事や勉強に没頭することで好きになる
思いきり仕事や勉強に集中するのもありです。
あまり好きではなかった仕事や勉強も、人よりも集中したおかげで、今までよりできるようになるんですね。
そうすると仕事や勉強も楽しく感じられ、結果が出せるようにもなります。
自分にも自信がつきますよね。
そうなると周囲の声など気にならなくなってくるんですよね。
そして積極的に目的意識を持った人に接するようにしていきましょう。
忙しくしていれば、自分から行かなくても同じような目的意識を持った人が近くに現れます。(お互いに気づきやすくなる)
大きく派手なことをしようとせずに目の前のことを淡々とこなしていくようにする
今の現状を変えたいときには、大きくガラッと変えたくなるものですよね。
私も人間関係で悩みがあるときには、いち早くこの状態から抜け出したいと思っていました。
しかし、こういうときこそ周囲に流されずに冷静に判断していくようにしましょう。
現状をすぐに投げ出す前に、まず原点に戻ってみましょう。
そこにいる目的をもう一度認識しておくということをします。
そもそも、今の環境を望んだのは自分なんですよね。
たとえ誰かの助言があったとしても、最終的に自分の脳が身体に指示を出さない限りは行動できないですものね。
状況や自分の気持ちが変われば、それに合わせて考え方や行動も変わっていくこともあります。
そんなときに人間関係以外の本来の目的があってその場にいることを思い出せば、すぐに投げ出してしまってよいのかどうか、判断に悩みますよね。
その迷いがあるうちは、現状を投げ出しガラッと何かを変えてしまうのは早いんですよね。
それよりは、その先に自分がどうなっていたいかをイメージして、淡々と今できることをこなすことに集中しましょう。
もしその場を去ることになっても、コツコツと何かに打ち込んだ経験は、必ず次に役立ちます。決してムダにはなりません。
なるべくストレスを溜めないことを優先しながら、その先へ進むきっかけがいつ現れてもいいように淡々と日々を過ごし次の準備をしておきましょう。
誰かの批判や意見は「そうなんだね」と相手の言いたい気持ちだけを受け止める
日頃から周囲の雑音に触れないように過ごしていても、暇つぶしの相手や愚痴を聞いてくれる人を探している人はどこにでもいます。
何気ない会話で済ますつもりが、だんだんと聞きたくない話を聞かされてしまうこともありますよね。
そんなときにはその内容がどうのこうのではなく、ひとまず
と受けごたえするのが、いいでしょう。
これは
と相手に伝えていることになります。
内容について自分の気持ちを伝えているわけでも、意見しているわけでもありません。
このぐらいの対応で留めておきましょう。
親しく付き合っている友達や家族といった親密な関係であれば、自分の許す限り相手の気持ちに寄り添うこともあるでしょう。
しかし、どんなに親しい関係であっても自分が相手との関係で悩んでしまうようならば、そこまで深入りするのは禁物です。
関わるのが面倒に感じるときには自然な理由を見つけてその場を離れる
苦手な話題を振られたり、苦手な人から話しかけられた場合には無理をする必要はありません。
そして「すぐに〇〇やらなくちゃいけなくて…申し訳ないけど、もう行くね」と、その場を去るようにします。
できるだけ自分が苦手だと感じる話題には関わらないためにです。
相手の嫌な面を知ってしまってもその部分は知らない振りをする
ふとしたきかっけで、相手の違う面が見えてしまうことってありますよね。
とくに初めに好印象に感じる相手の場合には、見えていなかった部分が後からわかることになるので、相手の気になる部分はマイナスイメージにつながることが多いです。
それはその人が「悪い人」とか「嫌な人」だったということではなく
なんですよね。
結局はもともと相手が何か変わったわけではなくて、自分が向いている意識が変わっただけなんです。
そして今、見えてしまっている相手の嫌な部分は、わざわざ関わる必要はないんです。
たまたま見えてしまっただけなので、自分はその部分は関わらないと心に決めましょう。
自分が関わるべき部分を線引きさえしっかりとしておけば、どのようなタイプの人でも必要以上に悩まずに関わることができるようになります。
ただし、モラルやルールがまったく通じない人がいるのも事実です。
・あまりにも話がかみ合わない
・悪気もなくしょっちゅうウソをつく
といった人には要注意です。
自分には合わない人、自分に被害を与える人などは
まったく関わらない方がいい場合もあります。
気が合う部分だけを見て付き合いをするようにする
どんな人も一面だけでなく、多面的に捉える必要があるんですよね。
初めに好印象であっても、まだ見えていないよくない印象の部分もあって当たり前と思えるようになれば、簡単に相手を毛嫌いすることも減るのではないでしょうか。
相手の嫌な部分は、相手自身がコンプレックスを抱えて悩んでいることが原因だったりもします。
自分に置きかえてみれば、どうにもできない部分もあっても仕方のないことってありますよね。
お互いに人のことは言えないのです。
そして、その部分には目をつむり批判や攻撃などはしません。
その代わり、相手の良い部分だけを見て自分と共通する気が合うことで関わっていきましょう。
相手の嫌な部分が見えてしまうときには
- すぐにその場を離れる(その場を離れなければならない相手が納得する理由を見つけて)
- 話題を共通の気の合う(プラスな)ことに自然に変えるようにする
ことを意識し行動します。
どうしても苦手な人と関わらなくてはならない場合には第三者に間に入ってもらう
いつもはどうにか回避していても、どうしても苦手な相手と関わる状況が出てきます。
そんな場合には、誰かしら第三者にお願いをして代わってもらうか、いっしょに付き添ってもらって用事を済ませるとよいでしょう。
相手の苦手な部分が他の人にとってみれば「気にならない」と感じる人もいるんですよね。
自分が苦手なことは、そういった人を見つけて間に入ってもらうのがおすすめです。
それは自分が日頃から周囲の人のサポートもしっかり引き受けているからお願いできることなんですけれどね。
もしくはその後に、その第三者の人が困っているときには今度は自分が力になってあげることができるといいですよね。
それから、苦手だと感じる人もどこか良い所があるはずです。
くらいの気持ちで、それ以上深く考えないことも大事です。
とりあえずのところは第三者の人にお願いしつつ、自分が直接関わらなくてもよい方法も追って見つけていきましょう。
相手を批判したくなったら嫌われてもいい(その場所にいられなくなる)覚悟で正直に伝える
- 何かをやり過ごす
- 我慢する
- 妥協する
だけでは、納得できず解決できない状況もありますよね。
その場合には、正面からぶつかるときもあっていいと思っています。
それには、いくつか注意点があります。
相手に気持ちを伝えるときには相手をよく知ってから
誰かに何かを伝えるときには、相手がどんな反応をするのかを想定しておく必要がありますね。
相手の考え方、受け取り方次第で自分が伝えた内容はまったく違うものになってしまうからです。
そのためには、相手のことをよく知るようにしましょう。
ある一面だけを知っているのでは、相手を知っていることにはなりません。
相手の嫌な面だけでなく、良い面も知ったうえで初めて一歩踏み込んだ関わり方ができるんですよね。
批判や意見はそのままの気持ちを相手に伝えることが難しい
誰かに意見をぶつけたり批判をする必要を感じたときには、伝えることも大事です。
しかし相手が言葉をそのまま快く受け取ってくれることは、なかなか難しいこと。
相手が感情的になってしまうことも多いのです。
だからこそ、相手の良さを強調したニュアンスも多く含ませながら(80%)言いたいこと(20%)を伝える方法で話すようにします。
それでも上手く伝わらない場合には嫌われてしまうことも覚悟したうえで、伝える必要があるんですよね。
一方的にこちらの感覚を主張するのではなく、相手の考えや希望も聞く耳を持つことが大切ですよね。
そのやり取りで亀裂が生じることもありますし、お互いに妥協点を見つけて関係性を改善できることもあります。
相手があることは、どう転んでも仕方がないと思って行動することが大切です。
自分と考え方が近い人や好きなことが同じ人と積極的に関わるようにする
受け身の姿勢でいるよりも
- 自分の好きなことを発信する
- 好きな場所や興味のあることに近づく
ことを意識して行動してみましょう。
発信と言っても目立つことをする必要はありません。
- ひとりで読書をする
- 筋トレをする
- ジョギングをする
- 整理整頓をする
など、何でもいいんです。
好きなことならたくさんの時間を費やせるでしょうし、そのことを調べたりして詳しくもなれます。
そうしているうちに
- ちょっとだけどこかで好きなことの話しをする
- 好きことが共通するコミュニティーに参加してみる
などして「自分はこういうことが好きなんだ」というのが同じ興味のある人に伝われば、OK。
職場や学校では、距離感が一歩深まることにもなりますので、公私混同しないような注意が必要です。
そのためには、場面ごとで切り替えを上手にしていきましょう。
できれば、会社や学校以外でも自分と似た考え方のブログや趣味サイトなどに訪れてみるものおすすめです。
直接、コメントなどしなくても「あー、わかる!わかる!その感覚!!」というような気持ちになれて、仲間がいるような心強さが持てるようになります。
この程度の距離感でも十分、人とのつながりを感じることできます。
そのため実生活で、焦って人間関係を深めようとする必要はありませんから、ちょっとしたことで気にすることも無くなり人間関係の悩みもグッと減ります。
共通の目的を意識した付き合いを心がける
人間関係で悩んでいるときって、無意識に目的以上の関係を期待してしまっているのかも知れません。
- 相手を信頼したい
- 友達になりたい
- 自分を気に入ってもらいたい
- 仲良くなりたい
など、上記に書いた期待が目的になってしまっている人もいます。
しかし、これらのことは目的にはできないんです。
なぜなら、自分たちで決めてなるものじゃないから。
努力したからと言って手に入るものではないからです。
結果でしかないんですよね。
だから目指しようがないんです。
もっと言えば、初めは自分とはタイプも考え方も違う人とでも、共通する目指すものを同じ方向に向かって過ごすことができれば、相手をリスペクトすることだって可能なんです。
その結果、信頼できる人、友達、お互いの違いを気に入る、仲良くなるということもあるんですよね。
順番が逆ではうまくは行かないわけです。
どんなに親しい関係でもある程度の距離感を保つ
どんなに親しい友達でも家族であっても、状況によっては部分的に距離感を少し離すことは必要です。
なぜなら、ちょうどよい距離感というのは親しさで決まるのではなく、その時々で変動するからです。
親しいからと言って「こうでなくちゃならない」と自分の考え方を押しつけてしまうのでは心地よい関係でいられなくなります。
距離感についての記事は
でご覧くださいね。
立場や関係性に関係なく関わるすべての人に敬意を持って接する
- 何かに納得がいかずに憤りを感じる
- 嫌な思いをした
人間関係で悩むときには、こういう気持ちではないでしょうか?
その感情は、まずはそっと自分の中で受け止めてあげましょう。
そして冷静に相手に伝える方法、または対処する方法を考えていきましょう。
そのときに必要なのが、どんな人に対しても最低限の敬意を必ず示すことです。
その場合には
で関わる時間をできるだけ減らしていきましょう。
人と比べない!合わない人がいても気にしない
世の中には、どんな人とでも仲良くなれる人もいますよね。
「なぜ、その人にはできて自分にはできないのか?」
そう思うこともありますよね。
誰とでも仲良くなれる人は、もともと
- あまり物事にこだわらない人
- 自分が相手に合わせることが楽しめる人
という気質があるんだと思います。
意識してそうしている人もいるかも知れませんが、無理をすれば結局はストレスが溜まります。
個性の違う相手との違いを楽しむことができる人は、あまり人間関係に悩まないため、相手の懐に入って親密な関係になりやすいのかも知れませんね。
人と関わることが人生のすべてではありませんし、ほとんどの人は自分の慣れ親しんだ感覚を基準に物事を考えてしまうことが多いのではないでしょうか。
人間関係で悩みやすい人は
人には向き不向き、それぞれの個性があるから、お互いに活かしあうことができるんですよね。
人間関係がうまくいかないからといって悲観的になることはないんですよね。
自分に合うことを楽しむ時間を増やしていきましょう。
どうしても状況が変わらずつらい場合はその関係を断つ
距離感を調整してみたり、できるだけ相手といる時間を減らしてみても、状況が変わらず人間関係がつらいままの場合もありますよね。
ということも、ときには必要です。
- 転職する
- 引越しをする
- 電話番号を変える
- 周辺の人との連絡を取るのを一時期だけやめてみる
などです。
「その先、どうなるのか?」
という不安はあると思いますが、新しい出会いはまた訪れます。
そこから少しずつ、本当に自分が相手との時間を共有したい人だけと連絡を取るようにしていきましょう。
ひとりでいるのは悪くない!ひとりだからこそ感じる充実した時間も貴重だと気づく
じっくりと考えることができるひとりの時間をつくるのは、とても大事なことですよね。
そう認識できれば、もう人間関係で悩む時間もなくせますよ。
ソロキャンプなどを楽しんでいる動画なども、今、話題になっていますが、自分のライフスタイルを見直してみると、いいかも知れませんね。
そう思えるようになると、不思議と似たような仲間との出会いがあるんですよね。
本当は身近にいても気づいていなかっただけかも知れませんね。
一日に一度は、自分の本来の帰る場所に触れられれば、その他の人間関係は、そこまで気にしないでいられますよ。
まとめ
人間関係での悩みは、思い通りにいかないところが大変難しく感じますよね。
「自分が悪いから、人間関係がうまくいかないのではないか?」
「自分の性格のどこを直せば、うまくいくのか?」
「相手が悪いからうまくいかない」
などと考えがちです。
そういうことではないんですよね。
相性や人と接するときに意識することが違うことが原因な場合が多いんですね。
実際にお互いに合わないと感じたときに、衝突やストレスをできるだけ減らすための手段を身につけていけば、さまざまな個性ある人たちとのやり取りもだいぶラクになります。
人間関係の悩みは「自分の望んでいることが何なのか?」を考えるよいきっかけにもなります。
相手を知ることも大事ではありますが、ムリをしてまで合わないと感じる相手を深く知る必要はありません。
お互いに必要最低限の距離感で気持ちよく過ごせる関係性を目指しましょう。
同じコミュニティーで関わり具合いの差が激しくなることは、あまりよい事ではありませんよね。
なぜなら、そのコミュニティーの雰囲気が悪くなるからです。
苦手な人がいる場合には、その人との距離感をとると共に他の人との距離感もほどほどにし、差があり過ぎないように配慮することも忘れずにいましょう。
そのバランス感覚がとても大切なんですよね。
お互いに個性を認め合えるフェアな関係になれれば、人間関係の悩みの多くはなくなります。
人間関係は相手のあることですから、思うようにいかないんですよね。
どうしてもつらいときは、ひとりの時間を多く作るようにして一人を楽しむことを考えましょう。
そのほうが自分に合った人との出会いへの近道になりますよ!